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エイアンドティー、神奈川県藤沢市に新棟建設

2024年2月19日

トクヤマは5日、100%子会社のエイアンドティーが、湘南サイトに専用の新棟を建設し、電解質事業を強化すると発表した。

 今回、主に血液中の電解質濃度測定に利用される分析装置(電解質分析装置)に必要な電極を増産するため新棟を建設する。設備投資により、電極の安定生産、品質向上、歩留まり改善や生産能力の向上を見込む。

 エイアンドティーの電解質分析装置は、自社製のほか、国内・海外の大手臨床検査装置メーカーの大型分析装置に組み込まれるモジュールとしてOEM供給を行っており、世界屈指のシェアを誇る。電極は電解質分析装置に組み込まれ、血液中の電解質濃度を測定するイオンセンサーとして利用され、プリンターのインクのように定期的に交換が必要な消耗品となっている。

 昨今、中国など海外における検査需要の拡大を受け、老朽化した設備を更新し、湘南サイト内に新棟を建設することで、生産能力を従来比で約1.5倍に向上させる計画。

 トクヤマグループは、中期経営計画2025で掲げる事業ポートフォリオの転換を加速させており、健康分野の収益拡大にむけ、着実に生産体制の構築・整備を進めていく。

■ 新棟概要

所在地:神奈川県藤沢市遠藤2023-1
延べ床面積:約1,700㎡
構造:S鉄骨造3階建て
製造製品:電解質分析装置向け電極
生産能力:従来比約1.5倍
着工予定:2024年4月
生産開始予定:2025年8月

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