工場・物流施設を中心とした設備投資情報を配信

トヨタ自動車、米国でBEV新型車用の設備増強

2024年5月7日

トヨタ自動車は4月26日、米国の生産事業体Toyota Motor Manufacturing, Indiana, Inc.(以下:TMMI)に14億ドルを投資すると発表した。

 2026年から電気自動車(BEV)の新型車となる3列シートSUVを生産し、新規に最大340人を雇用する。今回の投資には、BEV新型車に搭載する電池のパック工程新設が含まれる。Toyota Battery Manufacturing, North Carolinaで生産した電池を、TMMIで電池パックにしてBEVに搭載する計画。

 また、米国のToyota Motor Manufacturing Kentucky, Inc.(以下:TMMK)でもBEV(3列シートSUV)の生産を計画しており、今回は米国でBEVを生産する2工場目となる。TMMKとTMMIで生産するBEVは異なるモデルだとしている。

■ 設備投資概要

投資対象:Toyota Motor Manufacturing, Indiana, Inc.
投資額:14億ドル(約2200億円)
新規雇用予定:最大340人
生産開始予定:2026年(新型車)

このエントリーをはてなブックマークに追加