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三菱ケミカル、米英電解液拠点を売却

2025年12月19日

三菱ケミカルは12月12日、米国と英国におけるリチウムイオン電池用電解液の製造拠点をGreen E Origin社へ譲渡すると発表した。

 同社グループの電解液は独自添加剤技術により副反応を抑制し、高出力と耐久性、安全性を特長とする。車載用途での採用実績を持ち、電池メーカーへのライセンス供与も行ってきた。これまで世界4カ国に製造拠点を展開し、xEV需要拡大に合わせて生産能力を増強してきたが、欧米では製造・販売を担うパートナーとの連携による事業運営へ転換し、中長期的な市場拡大への対応を図る。

 譲渡対象は、米国法人Mitsubishi Chemical America Inc.と英国法人Mitsubishi Chemical UK Ltd.が行うリチウムイオン電池用電解液の製造事業。製造拠点は米国テネシー州メンフィスと英国ダラム州ストックトンオンティーズに立地する。

 譲渡先のGreen E Origin社は2023年6月設立のルクセンブルク法人で、電解液を含む電池材料事業などを行う。関係当局の承認を前提に、2026年3月31日付で譲渡を行う予定。

■ 譲渡する事業の概要

譲渡予定:2026年3月31日
◇ Mitsubishi Chemical America Inc.
製造拠点 :米国・テネシー州メンフィス

◇ Mitsubishi Chemical UK Ltd.
製造拠点:英国・ダラム州ストックトンオンティーズ

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