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東ソー、四日市事業所に140億円投資

2024年5月9日

東ソーは8日、分離精製剤の生産能力を増強し、四日市事業所(三重県四日市市)に製造設備を新設すると発表した。

 分離精製剤は、同社バイオサイエンス事業部の主力製品の一つで、バイオ医薬品等の製造工程で使用されている。バイオ医薬品市場は、主力の抗体医薬品に加えて核酸医薬品、遺伝子治療薬など新たな分野が台頭し、更なる成長が見込まれている。

 今回、市場成長による旺盛な需要に対応するため、四日市事業所に製造設備を新設する。製造拠点と保管拠点の分散化により、事業継続計画(BCP)の観点からも強固な安定供給体制を構築する。

■ 設備投資概要

所在地:三重県四日市市霞一丁目8番地(四日市事業所)
投資額:約140億円
対象設備:分離精製剤製造設備
生産能力:約20%増(2024年7月増強完工後能力比)
着工予定:2024年5月
完工予定:2026年12月
商業運転開始予定:2027年6月

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