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サーラエナジー、愛知県豊橋市に再エネ併設型蓄電所建設

2024年10月8日

サーラエナジーは4日、日本初となる再生可能エネルギー併設型蓄電所「サーラ東三河蓄電所」を建設すると発表した。

 同社が建設を進めている「サーラ浜松蓄電所(系統用蓄電池事業)」に続く2カ所目の蓄電所建設プロジェクトで、電力系統からの充電に加え、太陽光発電設備による発電電力も蓄電できる。また、需給調整市場を中心に供給し、電力の安定供給と収益機会の創出を目指す。本格稼働は2025年夏頃を予定している。

 同社は、中⻑期の成⻑分野と位置づける電力事業で、再生可能エネルギーの導入を促進する蓄電池の普及・拡大が必要不可欠だと考えている。今後は、自社の再生可能エネルギー電源の開発や蓄電所の運用だけでなく、サーラグループ各社との連携を通じて、顧客ニーズが高まる蓄電池の設置や蓄電所の建設を推進する。

 また、新蓄電所の運用における各電力市場取引に関しては、(株)エナリス(東京都千代田区)と、エナリスを介した取引の実施に合意した。今後は、エナリスとの協業により、東三河地域・遠州地域以外での蓄電所建設も進める予定。

■ 蓄電所概要

名称:サーラ東三河蓄電所(SALA Higashimikawa Storage Station)
設置場所:愛知県豊橋市新⻄浜町2-10 サーラeパワー(株)東三河バイオマス発電所敷地内
蓄電池種別:リチウムイオン電池(ジンコソーラー)
出力:1,999kW(高圧)
太陽光パネル容量:700kW程度(PCS出力650kW程度)
蓄電池容量:7,520kWh(直流換算)
本格稼働開始予定:2025年夏頃

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