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コクヨサプライロジスティクス、小牧市の新物流施設が稼働開始

2016年5月24日

 コクヨは23日、グループ会社のコクヨサプライロジスティクス(大阪府大阪市)が、コクヨグループのカウネット(東京都大田区)の物流機能を集約し、愛知県小牧市の新中部IDC(仮称)を6月6日より順次稼動すると発表した。

 新中部IDCでは、小口少量化する顧客の注文形態に対応したピッキング方式とシステムを初めて採用し、従来から導入しているピッキングノウハウを組み合わせて活用することで作業の効率化を図り、労働力不足に対応した省人化を行う。一部のピッキングシステムは自社で構築し、ローコストでの対応を実現する。

 カウネットでは、倉庫規模の増強に伴い取り扱い品目数が拡充する。それに伴い、中部地区における一日あたりの配送可能件数が倍増する。これまでは愛知県のみだった対応エリアが三重県、岐阜県、福井県、石川県、富山県、長野県、静岡県の計8県となり、関東・関西エリアを含めた物流拠点における輸配送の最適化を図る。新中部IDCは6月6日から順次稼動を開始し、カウネット機能は8月上旬からの稼動を予定する。

■ 新物流施設概要

名称:コクヨサプライロジスティクス新中部IDC(仮称)
所在地:愛知県小牧市大字入鹿出新田字新道906-10
契約面積:約26,500㎡ ※事務所含む
建物階数:地上3階建
備考:2016年3月竣工の賃借物件
稼動開始予定:2016年6月6日

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