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伸和コントロールズ、⾧崎県大村市に新工場建設

2025年5月2日

伸和コントロールズは4月23日、長崎県大村市の第2大村ハイテクパークで新工場の地鎮祭を行うと発表した。

 半導体とFPD(薄型ディスプレイ製品の製造開発)業界における需要拡大に対応するため、生産能力の強化を目的として新工場を建設する。

 新工場は、生産性の高い工場プロジェクトとして進めてきたDX化とBPR活動(業務プロセス全体を抜本的に見直し、効率化や生産性向上を図る取り組み)の成果を反映したスマート・ファクトリーで、現在の約2倍の生産能力となる。

 自社開発の生産支援システムを核に在庫管理、電子帳票、エネルギー管理を統合し、生産工程の見える化と自動化を図る。また、太陽光発電や高効率設備の導入、段ボール廃止、FEMS(工場内のエネルギー使用を見える化・最適化する管理システム)の活用により、環境負荷を低減したグリーンファクトリーとしての運営を目指す。

■ 新工場概要

事業所名:伸和コントロールズ 九州事業所
建設用地:長崎県大村市雄ケ原町1723番4(第2大村ハイテクパーク内)
事業投資額:約80億円
敷地面積:約40,828.41m²
延床面積:約8,900m²
設計・施工:松尾建設株式会社
設計デザイン監修:東京大学特別教授・名誉教授 隈研吾氏
        :(株)大建設計
地鎮祭:2025年4月24日
着工予定:2025年6月
稼働開始予定:2027年1月

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