東プレは23日、栃木事業所（栃木県河内郡）で工場を増設すると発表した。

　同社は定温物流関連事業の中核を担う栃木事業所で、コンテナと冷凍装置の一貫生産体制を持ち、冷凍車の安定供給を行っている。今回の増設では、生産ラインの拡充と省人化を進めることで、2028年度までに現在の年間15,000台規模から18,000台規模まで増加させる。部材供給の安定化が進む中、冷凍車業界でのシェア拡大を目的としており、市場ニーズへの柔軟な対応と持続的成長を目指す。