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日本ペイントホールディングス、東京イノベーションセンターが稼働

2025年6月26日

日本ペイントホールディングスは25日、東京事業所内に建設していた国内研究開発の中核拠点「東京イノベーションセンター」が竣工し、7月から本格稼働を開始すると発表した。

 同施設は、日本グループの技術力強化を目的に建設され、各グループ会社の技術者が同一フロアで連携できるオープンな環境を整備し、事業間の壁を超えた技術融合やイノベーションの促進を図る設計となっている。

 同センターは5階建てで、日本ペイント、日本ペイント・オートモーティブコーティングス、日本ペイント・インダストリアルコーティングス、日本ペイント・サーフケミカルズ、日本ペイントマリン、日本ペイントコーポレートソリューションズの技術者約200人以上が利用する。

 日本ペイントグループとして世界最大級の技術研究棟であり、顧客、研究機関、世界の大学、バリューチェーン関係者とのオープンイノベーションを推進する技術ハブとして、新たな技術開発を目指す。

■ 新棟概要

名称:新技術研究棟「東京イノベーションセンター」
所在地:東京都品川区南品川4-1-15
投資額:70億円(設備機器の移設、周辺整備費等を含む)
敷地面積:18,249㎡
延床面積:9,929㎡
階数:地上5階建て
主な施設:実験室、研修センター、カンファレンスルーム、執務室、会議室ほか
竣工:2025年3月(すべての設備機器の移設搬入が完了する7月から本格稼働予定)

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