グローブライド、東京都東久留米市に新工場建設
2025年11月12日
グローブライドは11月10日、東京都東久留米市の所有地に新工場の建設を検討していると発表した。
同社の本社工場は1960年から稼働し、世界的に知られる「ダイワ」ブランドの釣り用品を支える生産拠点として機能してきた。今回、2022年に取得した本社工場東側の隣接地を活用し、一部建物を解体した上で新たに新工場等を建設し、生産機能を再編する計画を進めている。建設費と諸費用は150億円程度、新規生産設備の取得や既存棟の改修費用などで65億円程度を見込んでおり、現時点では具体的な内容は未定としている。
同社は現在、東京都環境影響評価条例に基づく環境アセスメント手続きを進めており、2026年7月頃の終了を見込んでいる。新工場等の着工はその後となる予定で、2026年3月期の連結業績予想に変更はない。今後、環境手続きの結果に応じて建設計画の詳細を検討していく。
■ 新工場概要
所在地:東京都東久留米市前沢三丁目14番16号
開発対象の敷地面積:約26,450㎡(うち、新工場等 約9,000㎡)
開発対象の建築面積:約14,360㎡(うち、新工場等 約6,960㎡)
工事期間:2026年~2032年(予定)
新工場等の供用開始予定:2029年(予定)
