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四国化成工業、徳島工場に新棟建設

2025年8月19日

四国化成ホールディングスは7日、グループ会社の四国化成工業が徳島工場に実験施設と厚生棟を統合した新実験・事務所棟を建設すると発表した。

 同社はプール用殺菌・消毒剤や電子材料関連製品の開発と製造を行っており、老朽化した施設の更新と需要増加に伴う研究設備や会議室などのスペース不足に対応するため建設を進める。

 新棟には最新の実験設備と効率的なオフィスレイアウトを導入し、研究開発の活性化と快適な職場環境を実現する。さらに省エネルギー性能に優れた外皮や高効率空調・照明を採用し、ZEB Ready認証の取得を予定しており、環境負荷低減とエネルギー効率向上を両立した持続可能な施設運用を目指す。

■ 新棟概要

所在地:徳島県板野郡北島町(徳島工場)
投資総額:非公表
建築面積:835.71㎡
延べ床面積:2,518.96㎡
構造:地上4階建(地下なし)
着工時期:2025年9月(新棟の着工は2026年1月)
竣工予定:2027年10月

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