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マルハニチロ北日本、北海道の森工場を閉鎖

2025年8月26日

マルハニチロ北日本は21日、北海道茅部郡の森工場を閉鎖し、主な事業を富良野工場に移転すると発表した。

 同社はマルハニチログループの加工食品製造を担っている。今回、国内事業収益の向上を目的に森工場の一部事業を富良野工場へ移管する。工場稼働率の向上や人員の適正配置、老朽化対策を進め、中長期的な加工食品事業の基盤強化を図る。森工場の閉鎖は2026年2月までの生産をもって終了する予定で、従業員については他工場への配置転換や森地区、函館など近隣地域での転職を支援する。

 森工場は1952年に操業を開始し、敷地面積1万387㎡、建物延面積5732㎡。瓶詰類やトレー類の水産加工品などを生産している。従業員数は2025年8月21日時点で56人となっている。

■ 閉鎖工場概要

名称:(株)マルハニチロ北日本 森工場
所在地:北海道茅部郡森町字港町241
敷地面積:10,387㎡
建物延面積:5,732㎡
操業開始:1952年
従業員数:56人 ※2025年8月21日現在(派遣社員含む)
事業内容:水産瓶詰などの製造
主な生産品目:瓶詰類(さけフレーク、とりそぼろ いか塩辛 等)、トレー類(さけフレーク、とりそぼろ 等)、とびうお卵
生産予定:2026年2月まで

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