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アイラーセン・ジャパン、北海道旭川市に新工場

2025年7月9日

アクタスは7日、同社が日本輸入総代理店を務めるデンマークの高級ソファブランドeilersenが、北海道旭川市に製造工場を新設すると発表した。

 新工場は旧千代ヶ丘小中学校跡地に新設され、2026年夏の操業を予定している。初期の施設改修には数億円規模の設備投資が見込まれており、既存の校舎と体育館を家具製造施設へ転用するとともに、生産能力拡大に伴い複数の新製造棟も建設する計画。敷地面積は約28,300平方メートルで、今後2~3年で約100名の雇用を見込む。

 旭川市が長年にわたり木工産業の伝統を持ち、優れた技術力を有する職人が多いこと、加えて次世代職人の育成に積極的な点が拠点選定の決め手となった。eilersenは2025年2月に同市にEilersen Japan合同会社を設立しており、地域産業基盤の一翼を担う。

 新工場の設立により、日本国内で高品質ソファを安定供給体制を整備するとともに、日本市場における事業基盤の強化を図る。

■ 新工場概要

所在地:北海道旭川市(旧千代ヶ丘小中学校跡地)
投資額:数億円規模(初期の施設改修)
敷地面積:約28,300㎡
事業内容:高品質ソファの製造
雇用計画:今後2~3年で約100名
操業開始予定:2026年夏

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