山口製作所は6日、メキシコ・サンルイスポトシ州に新設した工場「YAMAGUCHI MFG MEXICO, S.A. DE C.V.」の開所式を行ったと発表した。

　同社は北米市場での生産体制を強化するため、サンルイスポトシ州ビジャ・デ・ポソス地区に新工場を建設した。敷地面積は18,000㎡、延床面積は1,800㎡で、自動車向け樹脂成形・組立部品の製造を行う。稼働開始は2026年1月を予定している。

　新工場は同社の北米地域における安定供給体制の確立とサプライチェーン強化を担う拠点として設立され、地域経済の発展と自動車産業の需要拡大に対応する。将来的には切削加工部品の生産ライン導入も計画しており、現地最適化を進めていく。