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日新電機、本社工場に配電盤の新工場建設

2025年9月2日

日新電機は8月28日、本社東隣地に配電盤の新検査工場を建設すると発表した。

 約50億円を投じ、2027年4月末の竣工を予定している。九条工場を生産組立拠点、新工場を製品検査拠点とする計画で、老朽化対策と増産対応を目的としている。

 新工場では再生可能エネルギー導入によるCO2排出削減、IoTを活用した検査工程のデジタル化、エア搬送システムによる効率化を進め、検査能力を年間10%増加させる。

 また、快適な労働環境の整備、DX会議室や3Dスキャナの導入、立会検査や工場見学の充実などを通じ、社員スキル向上と顧客満足度強化を目指す。

■ 新工場概要

所在地:京都市右京区梅津南広町8番8(本社東側)
投資額:約50億円
延床面積:約8,300㎡
構造:鉄骨造/地上4階建て
地鎮祭:2025年8月27日
竣工予定:2027年4月

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