工場・物流施設を中心とした設備投資情報を配信

日新電機、前橋製作所内に第二工場建設

2025年9月2日

日新電機は8月28日、前橋製作所(群馬県前橋市)構内に、受変電設備で使用されるガス絶縁開閉装置(GIS)の第二工場を建設すると発表した。

 2023年4月に導入されたレベニューキャップ制度による電力市場向けの増加や、半導体工場や風力発電所といった民需市場の堅調な成長に伴い、GISの需要が急速に高まっている。また今後も、再生可能エネルギー普及の加速・拡大に伴う受変電設備(開閉器や変成器)のさらなる需要の高まりが見込まれていることから、第二工場の建設を決定した。

 前橋製作所では1963年の開設以来、60年以上にわたり受変電設備を提供している。2022年4月には、旺盛な受変電設備の需要に対応するため、最新の生産技術を活用して効率的な製造プロセスを確立し、生産性を高めた第一工場を建設している。

■ 新工場概要

所在地:群馬県前橋市総社町総社2121(前橋製作所構内)
投資額:約16億円
延床面積:1,275㎡
構造:鉄骨造/地上1階建て
事業内容:ガス絶縁開閉装置(GIS)の製造
安全祈願祭:2025年8月27日
竣工予定:2026年10月

このエントリーをはてなブックマークに追加