工場・物流施設を中心とした設備投資情報を配信

シード、埼玉・鴻巣にコンタクトレンズ製造の新棟建設/投資額は52億円

2016年6月14日

 コンタクトレンズメーカーのシード(東京都文京区)は13日、生産能力増強や新素材のコンタクトレンズ製造に対応することを目的として鴻巣研究所新棟(3号棟)を建設すると発表した。

 鴻巣研究所の生産能力(1・2号棟合算値)は現在、月産2,500万枚であり、進行中の製造設備の追加導入が完了する16年12月以降は月産3,250万枚となる見込みで、現有設備でのフルキャパシティとなる。

 しかし、ピュアシリーズの出荷が好調であり、今後のさらなる国内シェアの拡大や海外向け製品への対応や、投入を予定している新製品等の開発、製造のためには、一定の製造基準を満たす施設・設備が必要になることなどを鑑み、新棟(3号棟)の建設を決定した。

■ ■ 新生産棟概要

所在地:埼玉県鴻巣市袋1030番7
総投資額:約52億円
建築面積:約6,484㎡
延床面積:約12,580㎡
用途:コンタクトレンズの製造設備
生産能力:1,000万枚/月(3号棟のみ)
着工予定:2016年11月
竣工予定:2017年9月
本稼働予定:2018年3月

このエントリーをはてなブックマークに追加