シード、鴻巣研究所4号棟第二期計画を公表
2025年8月19日
シードは8日、生産能力の増強を目的とした鴻巣研究所4号棟の第二期計画を発表した。
同社は2024年4月から2027年3月までの中期経営計画に基づき、拡大が見込まれるコンタクトレンズ市場に対応するための製品量産体制を整備しており、鴻巣研究所では2026年3月稼働予定の4号棟第一期計画を進めている。
今回新たに4号棟第二期計画に着手する。第二期計画では、第一期で拡張余地とした3階部分に内装工事を施して製造設備を導入するほか、既存設備の改造を通じて次世代シリコーンハイドロゲルレンズの生産ラインを立ち上げる。鴻巣研究所の生産能力は計画期首比150%超の月産8,950万枚に拡大する予定。
■ 設備投資概要
所在地:埼玉県鴻巣市袋1030番7
総投資額:115.9億円(予定)
資金計画:一部リースによる貸借と金融機関からの借入れと自己資金(詳細未定)
用途:4号棟3階部分の設備とコンタクトレンズ製造設備
完成後能力等:1日使い捨てと新素材のコンタクトレンズの製造が可能となる。現時点では、第二期計画増産分として「1,050万枚/月」規模の生産能力を予定している。
着工予定:2026年7月
稼働開始予定:2027年4月