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スズキ、インドでバイオガス設備稼働

2025年12月16日

スズキは12月9日、インド・グジャラート州バナスカンタ地域アグサラに建設したバイオガス・プラント「BANAS SUZUKI BIOGAS PLANT」の開所式を行ったと発表した。

 スズキはインドでCNG車を量産しており、脱炭素対応と燃料多様化が課題となっていた。2023年9月にはインド子会社SRDIを通じて全国酪農開発機構(NDDB)や乳業組合Banas Dairyと契約を結び、バイオガス・プラント建設を進めている。

 新プラントはスズキとして初めてCNG車向け燃料用バイオガス(CBG)の生産販売拠点となる。1日最大約100tの牛糞から約1.5tのCBGを生産・販売する計画。生産するCBGはCNG車約850台が1日に走行するために必要な燃料に相当する。同時に有機肥料も生産・販売し、酪農家からの牛糞受け入れとあわせて循環型の資源利用モデルを構築。インド農村部の資源を活用したバイオガス事業を通じ、カーボンニュートラルと地域経済への貢献を進める。

■ 設備投資概要

所在地:グジャラート州バナスカンタ地域アグサラ
バイオガス生産量:約1.5トン/日
面積:約44,000m2
開所式:2025年12月6日

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