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プロテリアル、インドにMetglas製造拠点

2026年3月4日

プロテリアルは2月27日、インドにアモルファス金属材料「Metglas」の生産拠点を設立すると発表した。

 同社は1970年代後半からアモルファス金属材料の研究開発を行い、2003年に米国で事業を本格化、2007年には島根県安来市の工場で量産を開始し、米国と日本の2拠点体制で製造販売を行っている。2020年には変圧器の高効率化に貢献する新合金「MaDC-A」を開発するなど、省電力化ニーズに対応した製品開発を進めている。

 新興国の経済成長やデータセンターの増加、電化の進展で世界的に電力需要が増加する中、特に人口増加とIT産業や工業の発展が続くインドでは電力需要の急拡大が見込まれている。Metglasは変圧器コアに用いることで、電磁鋼板使用時に比べ待機電力を約1/3に削減でき、高効率変圧器向け需要がインドで拡大している。

 同社は現在、島根県の工場で生産したMetglasをインド市場向けに輸出しているが、インドとグローバルでの需要増加を見込み、インドのスリシティ工業団地に新たな製造拠点を設立し、生産能力を増強する。新拠点は主にインド国内需要に対応する。

 今後は米国、日本、インドの3拠点体制でアモルファス金属材料の供給体制を強化し、世界の省電力化ニーズに対応していく。

■ 新工場概要

所在地:インド(スリシティ工業団地)
事業内容:金属材料「Metglas」の生産
生産能力:約3万トン/年(初年度)
工事着工:2026年1月
稼働開始:2026年10月

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