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品川リフラ、伊に新工場でモールドフラックス増産

2026年1月7日

品川リフラは12月18日、イタリアの製鉄プラントメーカーDanieli & C. Officine Meccaniche(以下、ダニエリ社)と合弁会社を設立し、イタリア・トリエステに連続鋳造用モールドフラックスの新工場を建設すると発表した。

 同社は現在、日本・中国・米国の3カ国4拠点でモールドフラックス事業を展開している。日本の鉄鋼メーカー向け高級鋼製造技術の発展とともにモールドフラックス技術を高度化し、各国顧客から信頼を得ている。一方、ダニエリ社は高速連続鋳造設備で世界的なシェアを持つ製鉄プラントメーカーとして、高機能製鉄機械を供給している。

 両社は、鋳造プロセスにおいて設備とモールドフラックスを一体で提案することで鉄鋼メーカーへの付加価値を高める狙いから、ダニエリ社の地盤である欧州に生産拠点を新設する。トリエステ新工場で高性能モールドフラックスを製造し、欧州・中東・アフリカ地域の鉄鋼メーカー向け供給体制を強化する。

 新会社の名称はShinagawa Danieli Advanced Materials S.p.A.とし、出資比率は品川リフラ51%、ダニエリ社49%とする。所在地はイタリア・トリエステで、事業内容はモールドフラックスの製造・販売。当初出資金は10万€とする。

 新工場は2026年半ばの立ち上げを見込む。2026年3月期連結業績への影響は軽微とみるが、中長期的に成長が期待される市場を対象にグローバル供給体制を拡充し、企業価値の向上につなげる計画。

■ 新工場概要

所在地:イタリア・トリエステ
事業内容:連続鋳造用のモールドフラックスの製造・販売
工場立ち上げ:2026年半ば

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