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パナソニック、中国でMEGTRON新ライン

2026年3月5日

パナソニック インダストリーは3月4日、中国・広州の電子材料工場「パナソニック デバイスマテリアル広州有限公司」に多層基板材料「MEGTRON」の新ラインを増設すると発表した。

 AIサーバなど情報通信インフラ向け需要が世界的に拡大する中、同社は低伝送損失を特徴とするMEGTRONシリーズの生産能力を強化している。広州工場は情報通信インフラ機器向けのMEGTRON6からAIサーバ向け高速伝送対応のMEGTRON8までを生産しており、次世代型AIサーバ向け材料の重要拠点として位置付ける。

 今回の投資は、東南アジア市場向けタイ・アユタヤ工場の新棟建設に続くグローバル生産体制強化策の一環とし、市場規模が大きく長期的成長が見込まれる中国市場向け供給力を高める。新ラインは同工場内に設置し、延床面積は既存ラインとの共用部分を含め約1万6000m²。投資額は約75億円で、2027年4月に稼働を開始し、同年度内に量産体制を構築する。

 同社は独自の材料・プロセス技術を生かし、MEGTRONのグローバル生産体制を強化して総生産能力を2025年度からの5年間で約2倍に拡大する計画。新ラインでは製造プロセスのDXを推進し、自動化・省人化を進めることで、生産効率の向上と中国市場の需要に対応する。

■ 設備投資概要

工場・新ライン:パナソニック デバイスマテリアル広州有限公司内
所在地:18 Lian Yun Rd. the East Section of Guangzhou Economic & Technological Development District, P.R. of China
投資金額:約75億円
生産品目:電子回路基板材料
延床面積:約16,000m²(既存ラインとの共用部分含む)
稼働開始予定:2027年4月

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