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三菱電機、神戸の制御盤新工場が竣工

2016年6月24日

 三菱電機(東京都千代田区)は23日、交通システム分野や電力システム分野の各種制御盤の増産体制構築のため、神戸地区(兵庫県神戸市)構内に建設していた制御盤新工場が竣工したと発表した。

 新工場は、列車への電力安定供給、再生可能エネルギー普及による電力系統安定化、スマートグリッド対応などによる、今後の制御盤需要拡大に対応する。

 また、西神地区(兵庫県神戸市西区)に分散していた保護制御製作部門を神戸地区に集約し、連携を強化する。

 16年6月から順次稼働を開始し、20年度までに神戸地区の売上高30%増(16年度比)を目指す。

■ 新工場概要

所在地:兵庫県神戸市兵庫区和田崎町1丁目1番2号(神戸地区内)
建築面積:約4,619㎡
延床面積:約23,368㎡
構造:鉄骨(S)造、地上6階建
用途:生産試験エリア、事務所エリア
主な生産品目:電源装置、系統安定化機器、系統用保護継電装置、電力系統監視制御システム
環境・省エネ対策:全フロアLED照明(調光制御)、高効率機器(変圧器・空調機・換気設備)、太陽光発電(175キロワット)、昇降機(回生コンバーター)、熱負荷低減(小庇、断熱複層ガラス)
竣工・稼働開始:2016年6月

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