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キッツ、タイ工場に新棟建設/データセンター分野拡大

2025年11月14日

キッツは6日、タイ・チョンブリー県に新工場棟を建設すると発表した。

 今回、データセンター市場の拡大に伴うバタフライバルブ需要の増加に対応するため、タイのKITZ(Thailand)Ltd. Amata工場の敷地内に新工場棟を建設する。

 世界的にデータセンター建設が加速し需要が急拡大する中、同社は中期経営計画「SHIN GLOBAL2027」でデータセンター分野を重要領域に位置づけ、Amata工場で増産対応を進めてきた。

 今回の新工場棟建設は北米を中心とした更なる需要成長に応えるためのもので、生産能力向上と内製化拡大によるコスト低減を狙う。今後もデータセンター市場での競争力強化と持続的成長に向けた設備投資を継続する。

■ 新工場概要

所在地:タイ王国チョンブリー県(KITZ(Thailand)Ltd.Amata工場敷地内)
総投資額:約175百万バーツ(約8億円(生産設備への投資を含む))(為替:1バーツ=4.54円で計算)
建屋面積:約4,650㎡
生産品目:バタフライバルブ
稼働開始時期:2026年下期

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