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フェローテック、中国北京に新工場

2026年2月13日

フェローテックは2月12日、中国北京市に新工場を建設し、工場事業を運営する新会社3社を設立すると発表した。

 半導体需要は生成AI投資や高性能半導体デバイス需要の増加を背景に拡大が見込まれている。その中で、中国の半導体産業は巨大な国内市場と半導体国産化を後押しする政府支援により急速に成長している。同社は欧米主要顧客の調達方針の変更に対応し、中国国外での生産能力確保を進める一方、中国生産拠点を中国国内需要向けに再編してきたが、中国資本の半導体製造装置メーカーの成長に伴い需要を取り込む余地が大きいと判断し、生産能力の底上げが必要と認識している。

 北京市には有力な半導体製造装置メーカーが立地している一方、同社の既存拠点では十分にカバーできていなかった。このため新たに生産拠点を設置し、中国国内需要の一段の取り込みを図る。新工場では製品供給に加え、研究開発から工場運営支援まで行い、顧客企業との関係強化を目指す。

 投資額は5億4千万元(約122億円)とし、部品洗浄、金属受託加工、セラミックスの各事業を担う新会社3社を設立する。このうち部品洗浄と金属受託加工の2社は特定子会社となる。部品洗浄会社については外部出資の受け入れを予定しており、現在調整中としている。

■ 新工場概要

製造品目:部品洗浄、金属受託加工、セラミックス
投資金額及び資金計画案:5億4000万元(約122億円)※1 中国元=22.57円
【内訳】部品洗浄事業:3億元(約68億円)
    金属受託加工:1億6000万元(約36億円)
     セラミックス:8000万元(約18億円)
工場敷地面積:約28,000m²
工場建屋面積:約27,500m²
【内訳】部品洗浄事業:約13,300m²、金属受託加工:約5,000m²、セラミックス:約4,000m²、事務所等:約5,200m²
着工:2026年3月
建屋完成:2026年12月
機械設置完了:2027月3月
操業開始予定:2027年6月

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