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サンクスフーズ、鹿児島・西薩町に新工場/16年11月の着工

2016年8月15日

 食肉卸及び鶏肉加工品の製造販売を行うサンクスフーズ(鹿児島県鹿児島市)は串木野工場隣接地に新工場を建設する。

 同社は1995年に食肉卸販売を目的に鹿児島市で創業し、その後、鶏肉加工品を製造するために、2009年に明和工場、2014年に大峯工場、2015年10月に串木野工場を開設し、焼き鳥用の串刺し加工等を行っていいる。

 同社は現在、鹿児島・宮崎産のブロイラー・親鳥を中心とした串・おつまみ等の加熱加工品・鶏刺身を関東・関西の大手量販店向けに供給しているが、近年の食の安全安心への高まりから中国産から国内産への需要シフトが高まっており、まとまった量の仕入れと串刺しから焼き上げまで一貫して製造できる事業者が少ないことから注文が増えている状況にあるとしている。

 今回の工場増設では、取引先からの受注拡大に対応するために串焼き製造ラインを増強し、生産能力の増大やおつまみ・ローストチキン等の加工品の拡充、HACCPなど高度な衛生管理の向上を図る。

■ 新工場概要

名称:サンクスフーズ串木野工場
所在地:鹿児島県いちき串木野市西薩町17番地5の一部(市から事業用定期借地権で賃借)
投資額:約3億円
敷地面積:約5,700㎡
建物面積:約1,000㎡
新規雇用予定:20名
事業内容:鶏肉加工品の製造
生産計画:年額約7億円(初年度)
着工予定:2016年11月
操業予定:2017年5月

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