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三菱電機、鎌倉市にZEB関連技術実証棟

2019年2月4日

 三菱電機(東京都千代田区)は1月30日、情報技術総合研究所(神奈川県鎌倉市)にZEB関連技術の実証棟を建設すると発表した。

 ZEBとは、ビルの快適な室内環境を保ちながら、高断熱化・日射遮へい・自然エネルギー利用・高効率設備などによる省エネと、太陽光発電などによる創エネにより、年間で消費する一次エネルギー消費量がゼロ、あるいは概ねゼロとなる建築物。

 同実証棟はZEBの定義の中でも、創エネによる一次エネルギー供給量で実証棟内の設備による一次エネルギー消費量をすべて賄うことができる「ZEB』」を目指している。

 今回、今後の需要拡大が見込まれるZEBに関する省エネ技術の開発と実証実験を加速させ、省エネ性に優れた快適な居住空間の実現を目指す。

■ 施設概要

所在地:神奈川県鎌倉市大船五丁目1番1号(情報技術総合研究所内)
投資額:約36億円(実証実験関連機器投資約16億円含む)
建築面積:約2,000㎡
延床面積:約6,000㎡
構造:鉄骨造地上4階建
主な実証内容:省エネと快適さを実現するZEB関連技術
稼働開始予定:2020年6月

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