出光興産、千葉事業所内に全固体リチウムイオン電池実証設備

2020年2月25日

 出光興産は18日、千葉事業所内に全固体リチウムイオン電池向け固体電解質の商業生産にむけた実証設備を建設すると発表した。

 近年、全固体リチウムイオン電池(リチウムイオン電池の一種で、正極と負極間のイオンの伝導を固体の電解質が担う電池)はエネルギー密度向上、充電時間の短縮、安全性向上などにより、現行の液系リチウムイオン電池の課題を克服できる次世代電池として急速に開発が進められている。

 同社は全固体リチウムイオン電池のキーマテリアルである硫化物系固体電解質を開発している。同社は、これまでに高純度の硫化リチウム製造法を確立しており、硫化リチウムを原料とする硫化物系固体電解質について開発をリードし、現在数多くの特許を保有している。

 これまで蓄積してきた技術を実用化することにより、固体電解質の量産や更なる品質向上、コスト削減を図り、原料からの一貫生産と安定供給体制の構築を目指す。

■ 設備投資概要

所在地:千葉県市原市姉崎海岸2-1(千葉事業所内)
完工・稼働開始予定:2021年度第一四半期

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