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三井化学、四日市でメルトブローン不織布の増産

2020年3月25日

 三井化学は24日、子会社のサンレックス工業がメルトブローン不織布製造設備を増設し、稼働を開始したと発表した。

 今回、産業材向け不織布需要の拡大に対応する。増設により、同社グループのメルトブローン不織布の生産能力は1.5倍となる。増設ラインは1ライン。2020年1月より営業運転を開始している。

 同社は、不織布事業を成長分野と位置付け、自動車用シート、マスク、農業用シート等の産業材向けに高品質な不織布を供給している。特に、メルトブローン不織布の極細繊維銘柄「nano」(ピーク繊維径が数百nm)では、フィルター用途等への製品展開を行っている。

■ 増設概要

会社名:サンレックス工業(株)
所在地:三重県四日市市朝明町1番地
対象製品:メルトブローン不織布(商品名:シンテックス MB)
事業目的:不織布及び不織布関連製品の製造
増設ライン:1ライン(1.5倍増能)
着工:2018年8月
完工:2019年6月
営業運転開始:2020年1月

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