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エヌアイシ・オートテック、立山第2工場建設

2021年3月8日

 エヌアイシ・オートテックは5日、富山県立山町に土地を取得し、新工場を建設すると発表した。

 近年、デジタル家電業界向けの大型で複雑な構造物や、小型ロボット専用アルミ架台等の需要が高まっている。このような大型構造物やアルミ架台等の製作については、組立作業を行う場所や完成品の一時保管場所等の有無によって、生産効率が大きく左右される状況となっている。

 こうした状況を踏まえ、業容の拡大を図る上でも生産工場や完成品保管倉庫等の整備・充実が急務となってきていることから、富山県内で4拠点目となる新工場の建設を決定した。

 製造業各社では、IoT・AI技術に加え、5G+Edgeを活用した製造業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進を加速化することにより、COVID-19がもたらす危機を乗り越える強い製造現場への革新が求められている。

 同社でも、富山県内4拠点の連携強化によって、危機に強い製造現場を構築し、受注拡大を図るとともに、今後も更なる継続的な投資を進めていくとしている。

■ 新工場概要

名称:エヌアイシ・オートテック(株)立山第2工場(仮称)
所在地:富山県中新川郡立山町
投資総額:約11億円(土地、建物及び建物付属設備、機械設備等)
敷地面積:10,118㎡(約3,060坪)
延床面積:約4,620㎡(約1,397坪)
構造:鉄骨造2階建
資金計画:自己資金及び借入金等により充当
土地取得先:国内の一般法人
土地売買契約締結日:2021年3月5日
建設工事発注先:大和ハウス工業(株)
竣工予定:2022年3月
稼働開始予定:2022年4月

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