旭硝子、中国・広東省に新工場/TFT液晶用ガラス基板の製造
2016年12月14日
旭硝子(東京都千代田)は13日、TFT液晶用ガラス基板の生産拠点を、中国広東省深圳市に新設すると発表した。
同社はこれまで、江蘇省昆山市と広東省深圳市に第8世代ガラス基板に対応した加工拠点を設立し、広東省恵州市にはTFT液晶用素板製造拠点を設置して供給体制を整備してきた。
今回、さらなる拡大が見込まれる中国市場での需要増に対応するため、第11世代対応のガラス基板加工拠点を新設する。
2017年には深圳市華星光電半導体顕示技術有限公司と共同で新会社を設立後、ガラス基板加工ラインを同社工場敷地内に設置し、2019年の量産開始を予定する。
■ 設備投資概要
会社名:旭硝子新型電子顕示玻璃(深圳)有限公司
所在地:中華人民共和国 広東省 深圳市 光明新区高新技術産業園区内
会社設立予定:2017年第3四半期
資本金:108億円(予定)
出資比率:旭硝子(株) 70%、深圳市華星光電半導体顕示技術有限公司 30%
事業内容:TFT液晶用ガラス基板の製造(加工)・販売
量産開始予定:2019年