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大田ウィングス、中央卸売市場内のOTA花ステーションが完工

2016年12月20日

 JFEエンジニアリング(東京都千代田区)は16日、(株)大田ウィングスより2015年3月に受注し、東京都中央卸売市場大田市場内で建設を進めていた花き荷捌施設「OTA花ステーション」が完工したと発表した。

 「OTA花ステーション」は、大田ウィングスが、大田市場花き部市場内にコールドチェーン対応荷捌施設として計画・整備したもの。施設内に大型保冷保管場を備えており、新設の搬送用コンベヤと既設の荷捌棟内にある自動仕分設備を連携させている。

 これにより十分な作業スペースが確保され、産地から大量に出荷される花きの鮮度を保持したまま効率的に荷捌を行うことができる。

 施設内には屋根付駐車場や搬出入トラック用のプラットフォームを併設しているため、スピーディーな物流ニーズに対応でき、これまでの1.4倍に当たる年間1千万ケースの取り扱いが可能となる。

 JFEエンジニアリングは、同事業の計画策定時からコンサルティングを行い、施設の提案・設計・施工までを一貫して請負うことで、通常営業と拡張工事を両立しながら、短期間での竣工を達成したとしている。

■ 物流施設概要

施設名称:OTA花ステーション
所在地:東京都大田区東海2-2-1(東京都中央卸売市場大田市場花き部内)
事業主:大田ウイングス
構造:鉄骨造 地上3階建て
敷地面積:約5,800㎡
延床面積:約12,200㎡
主要設備:保冷施設(15℃)約4,400㎡
    :自動仕分装置既存設備の入出荷設備を延長
    :プラットフォーム7本
    :垂直搬送機、エレベーター各1基
着工:2015年4月1日
竣工:2016年12月15日

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