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八代、紀北橋本エコヒルズに30億円を投じて新工場建設

2017年3月29日

 油脂化学製品の加工を行う八代(大阪市平野区)は、紀北橋本エコヒルズ「紀ノ光台」に新工場を建設する。3月30日に和歌山県庁にて進出協定式が行われる予定。

 同社は、油脂業界の得意先、食品・化粧品関連メーカーなどから依頼を受け、主に植物から抽出・精製した植物油を原料に、自社プラントで油脂合成・高真空薄膜蒸留・脱臭・脱色等の加工を行っている。製造拠点は大阪市の本社工場のほか、三重県内に2工場を持つ。

 今回、既存工場では受注増に対応できないことや、得意先である食品メーカーからの品質管理面での要求に対応できる生産設備を備えることで、食品加工部門の受注増にも期待できることから、工場の新設を決定した。

■ 新工場概要

所在地:和歌山県橋本市紀ノ光台3丁目2(紀北橋本エコヒルズ「紀ノ光台」)
投資額:約30億円(建物・機械設備等 土地代は除く)
敷地面積:16,957㎡(2016年3月24日購入済み)
延床面積:3,000㎡
雇用予定:正社員10名(操業後3年間)
業務内容:油脂化学製品の受託加工
操業予定:2019年3月

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