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日本ケミファ、ベトナム工場が竣工/ジェネリック医薬品の製造

2017年9月21日

 医薬品・検査試薬の製造を行う日本ケミファ(東京都千代田区)は19日、ベトナムで建設を進めていた新工場が完成し、9月14日に竣工式を行ったと発表した。

 国内のジェネリック医薬品市場は医療保険財政の改善を目的とした使用促進策を背景に、政府の掲げた数量目標(2020年9月までにシェア80%)の達成に向け拡大し続けている。

 一方で市場における企業間の競争は激しくなっており、2018年度から現在2年に1度行われている薬価改定が毎年行われることになるなど、今後は高品質な製品をいかに低コストで安定的に供給するかが問われている。

 同工場の建設はこの課題に対処する取り組みの一環であり、同社グループの生産能力を現在の14億錠から 20億錠へと引き上げるとともに、製造コストについても日本で製造するより約3割程度の低減が可能となる見込み。

 また、同工場は当面の間は日本向けの生産拠点として機能する予定だが、将来的にはASEAN諸国への足掛かりとすることも目指している。現在は試作品の生産に加え各種の申請手続きや現地従業員の採用と教育などを進めており、2018年度下期の商業生産開始に向け準備を進めている。

■ 新工場概要

会社名:Nippon Chemiphar Vietnam Co., Ltd.
所在地:No. 76, Dai Lo Doc Lap, Vietnam-Singapore Industrial Park1 An Phu Ward, Thuan An Town, Binh Duong Province, Vietnam
投資額:3,500万USD(約39億円)
敷地面積:約10,000㎡
建物面積:約11,000㎡
構造:2階建て
生産品目:ジェネリック医薬品及び同社主力品
生産能力:年間6億錠
従業員数:現地採用約100名を予定
着工:2016年3月
竣工:2017年9月14日
商業生産開始予定:2018年度下期

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