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旭硝子、鹿島工場内に省エネ事務所棟を建設

2017年12月14日

 旭硝子(東京都千代田区)は13日、茨城県神栖市の鹿島工場内にネット・ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)施設の建設を開始したと発表した。

 省エネ・創エネ製品を活用した同施設は114.7%のエネルギー削減を達成する見込みで、2018年12月の竣工を予定している。

 2030年に向けた日本の温室効果ガス削減目標(2013年度比26%減)の達成に向けて、建築物のZEB化が急務となっている。

 同社は「自社製品で省エネ・創エネを実現」をテーマに、消費量を上回るエネルギーを創出する本事務所棟の建設に着手。遮熱・断熱製品が省エネに貢献する他、窓にもガラス一体型の太陽光発電モジュールを使用することで、屋根に加えて開口部も活用したエネルギー創出を実現する。

 事務所棟の建設にあたり、「ZEB実現に向けた先進的省エネルギー建築物実証事業」の補助金の採択を受けている。

■ 施設概要

名称:鹿島工場 本事務所棟
所在地:茨城県神栖市東和田25(鹿島工場)
延床面積:1,435㎡
構造:地上2階建て
建物用途:事務所
ZEBランク:ZEB
着工:2017年12月
竣工予定:2018年12月

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