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松尾製作所、29億円で都城市に新工場

2019年4月8日

 精密樹脂成形品、精密プレス製品など製造する松尾製作所(愛知県名古屋市)は、宮崎県都城市に新工場を建設する。

 同社は、昭和23年の創業以来、精密線ばね製品や精密樹脂成形品等を軸とした自動車部品製造業として、国内に6工場、海外4カ国に5工場を有している。

 また、設計から製品製造まで、一貫したものづくりを行っており、技術力は自動車業界から厚い信頼を得ている。特にクラクションを鳴らすための部品である「コンパクトホーンスイッチ」は、トヨタ自動車製のほぼ全ての車種に搭載されているという。

 今回、ハイブリッド車や電気自動車等の需要拡大に伴い、モーター関連部品の受注増が予想されることから、子会社を設立し、新工場を建設することで生産体制を強化する。

■ 新工場概要

工場名:(株)松尾宮崎(仮称)
所在地:宮崎県都城市高城町穂満坊字真米田518番12
投資額:29億1千万円(用地取得費除く)
敷地面積:23,950.54㎡
延床面積:17,119.71㎡
新規雇用予定:275名(操業後5年)
事業内容:精密樹脂成形品、精密プレス製品、精密組み付け品、精密線ばね製品の製造販売
売上計画:50億円(操業後5年)
着工予定:2019年8月1日
完成予定:2020年2月28日
操業開始予定:2020年10月1日
※一定期間の試運転後、本操業開始予定

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