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イビデン、ICパッケージ基板の増産/600億円投資

2020年4月30日

 イビデンは27日、大垣中央事業場でICパッケージ基板の生産能力を増強すると発表した。

 半導体市場は、5G・ICTの進展によるデータセンター市場の拡大や、車載用の画像解析など、企業活動を中心にデジタル化やクラウド化が加速し、高機能ICパッケージの更なる需要拡大と難仕様化が見込まれている。

 同社は、2018年11月に総額700億円の設備投資を決定。今回、更なる需要増に対応するため、追加で600億円を投じて、ICパッケージ基板の生産能力を増強する。

 同社は、中期経営計画の達成に向け、新たな需要に対応することで、ICパッケージ基板市場における強固な地位を確立し、電子事業の安定した成長を目指すとしている。

■ 設備投資概要

所在地:岐阜県大垣市笠縫町100-1(大垣中央事業場 第2棟)
投資額:約600億円(2020~2022年度合計、第1期投資と合わせた総額は1,300億円)
事業内容:ICパッケージ基板の製造
稼働開始予定:2020年度末
量産開始予定:2021年度

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