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スギノマシン、早月事業所に新工場建設

2020年7月31日

 スギノマシンは30日、富山県滑川市の早月事業所内に新たな組立工場を建設すると発表した。

 世界的にテレワークやWeb活用が進められる中、5Gに代表される通信関係の投資は今後も増加すると予想されている。

 今回、電子部品製造にも使われる微粒化装置の需要増に対応する。また、同社のコア技術である超高圧分野で、生産能力の拡大と引き合いに素早く対応できる体制を整えるとともに、素材分野の業界を中心とした、開発・生産の世界的な需要を取り込む。

 新工場の建設により、超高圧技術を用いた湿式微粒化装置「スターバースト」の生産能力を拡大し、同装置の1.5倍の売上増加を見込んでいる。

■ 新工場概要

所在地:富山県滑川市栗山2880番地
延床面積:2,732㎡
建物の構成:一部2階建て技術研究棟および組立工場
生産品目:超高圧技術を利用した微粒化装置
着工:2020年7月
完成予定:2021年3月
稼動開始予定:2021年5月(ライン稼動)

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