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ギフト、兵庫で製麺工場取得

2020年9月17日

 飲食事業を展開するギフトは14日、関西製麺工場の土地、建物と一部生産設備の譲渡契約を締結したと発表した。

 同社グループが展開する国内直営店事業、プロデュース事業は、順調に新規出店が進んでおり、加えて既存店の販売も回復基調にあることから、グループの中華麺、餃子、チャーシューの製造需要は継続して拡大している。

 今回、今後の出店に伴う中華麺の需要増に対応するため、新たな生産拠点の取得を決定した。

 設備投資により、既存の平塚製麺工場、横浜製麺工場と合わせた生産能力は、約1.5倍に拡張される。また、生産拠点を分散させることでBCPも強化する。加えて、配送スピードがアップすることによるラーメンの提供品質の向上を図る。今後は、将来の西日本エリアでの物流センターの構築も視野に入れる。

■ 新工場概要

所在地:兵庫県丹波篠山市
取得価額:1.3億円
設備内容:土地、建物及び一部生産設備
延床面積:369.65㎡
事業内容:中華麺の製造
生産能力:150万玉/月産
資金調達方法:自己資金
物件引渡予定:2020年10月1日
稼働開始予定:2020年11月

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