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豊田合成東日本、内外装部品の宮城大衡工場が稼働

2022年7月26日

 豊田合成は22日、グループ会社の豊田合成東日本(宮城県栗原市)が、宮城大衡工場で大型樹脂製品の生産を開始したと発表した。

 豊田合成では、トヨタ自動車グループが中部・九州に次ぐ国内第3の自動車生産拠点と位置付ける東北で、これまでエアバッグやウェザストリップなどを生産している。

 内外装部品の自社工場の稼働により、国内の他の地域から供給していたフロントグリルなどの樹脂塗装製品を、顧客であるトヨタ自動車東日本の近隣で生産することで競争力の向上を図る。

 新工場は「スマートファクトリー」として、効率的で環境にも配慮したモノづくりを追求している。省エネな電動大型成形機、高効率な塗装設備や協働ロボット、自動搬送機(AGV)、生産工程を一元管理するIoTシステムに加え、太陽光発電を導入している。

■ 新工場概要

名称:豊田合成東日本 大衡工場
所在地:宮城県黒川郡大衡村松の平二丁目10番2
土地面積:約34,000㎡
建屋面積:約8,300㎡
生産品目:内外装部品(フロントグリルなど)
従業員数:39名(生産開始時点)
生産開始:2022年7月

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