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リンテック、吾妻工場で半導体関連テープ増産/45億円投資

2022年8月2日

 リンテックは1日、吾妻工場(群馬県吾妻郡)で半導体関連テープを増産すると発表した。

 昨今、スマートフォンやEV・5G向け需要などを受けて半導体需要が急拡大しており、需給が逼迫している。半導体メーカー各社では積極的な増産投資を行っており、同社でも今後のさらなる市場拡大に向け、より高品質な製品の安定供給体制を強化するため、新たな増産投資を行う。

 今回、約45億円を投じて半導体関連製品の中核生産拠点である吾妻工場に最新鋭の新規クリーン塗工設備1台と裁断設備2台、自動ラック棟などを導入。ウェハ表面保護テープなどの厚み精度の向上や、自動車規格に対応した品質保証体制のさらなる強化を図るほか、各種テープの安定供給体制を構築する。

■ 設備投資概要

所在地:群馬県吾妻郡東吾妻町川戸150(吾妻工場)
投資額:約45億円
生産品目:半導体関連テープ
設備:新規クリーン塗工設備1台および裁断設備2台、自動ラック棟など
竣工予定:2023年12月

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