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沢井製薬、九州工場注射棟が竣工

2022年9月16日

 沢井製薬は15日、九州工場(福岡県飯塚市)内に建設を進めていた注射棟が竣工したと発表した。

 新棟はバイアル凍結乾燥製剤の製造が大部分を占める、ガイドラインに則った先進的な工場となっている。最新のGMP対応機器を導入し、堅牢なバリアシステムとオートメーション技術を用いることで製品汚染リスクを最小にしている。また、最新機器の能力を最大限に引き出せる機器構成を採用している。

 今後、PQ(性能適格性評価)・PV(プロセスバリデーション)を経て、2023年6月より製品出荷を開始する予定。

■ 新棟概要

名称:九州工場 注射棟
所在地:福岡県飯塚市潤野1238-1
敷地面積:70,351㎡(九州工場全体)
延床面積:2,960.89㎡(建設工事後の注射棟)
構造:鉄骨造2階建
主な生産品:バイアル凍結乾燥製剤
設計・施工:大成建設(株)
着工:2020年9月
竣工日:2022年9月15日
製品出荷開始予定:2023年6月

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