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旭硝子、ブラジルに第2フロート工場建設/180億円を投資

2016年3月14日

 ガラス大手の旭硝子(東京都千代田)は11日、AGCガラス・ブラジル社に約180億円を投じてブラジル南東部に第2フロート工場を建設し、ガラスの生産能力を現在の2.4倍に増強すると発表した。

 ブラジルの経済成長に伴い、需要拡大が見込まれる建築用・自動車用ガラスの生産能力を増強させる為、新工場を建設する。生産能力は現状で22万トン/年。新たに31万トン/年を加え、合計53万トン/年に増強。18年末迄の完成を予定する。

 旭硝子は11年にAGCガラス・ブラジル社を設立。13年以降順次、建築用・自動車用ガラス素板、ミラー・建築用各種コーティング加工製品、自動車用合わせガラス・強化ガラスを出荷し、品揃え、品質・サービスが市場で認知され同社事業は着実に拡大しているという。

■ 新工場概要

会社名:AGCガラス・ブラジル社
所在地:ブラジル・サンパウロ州 グアラティンゲタ市
投資額:約180億円
事業内容:建築用ガラス・自動車用ガラスの製造
生産能力:53万トン/年
完成予定:2018年末迄

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