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日本シイエムケイ、タイに新工場建設

2022年10月11日

 日本シイエムケイは9月30日、連結子会社のCMK CORPORATION (THAILAND)
CO.,LTD.(以下:タイ工場)の敷地内に新工場を建設すると発表した。

 同社グループ主力の車載基板市場では、中長期的に「CASE」の普及に伴う電装化進展等により、需要の拡大が見込まれている。同社は、昨年11月に新中期経営計画を策定し、2026年3月期から2027年3月期における第2次中期経営計画(成長加速ステージ)で、CASE需要の取込みによる成長サイクルの確立を実現させるため、生産能力拡大を検討していた。

 成長サイクルの確立に加え、車載製品ポートフォリオの高付加価値シフトを図るため、今回の新工場の建設により、ビルドアップ配線板の生産能力は約2倍を計画している。また、新工場には、将来拡張可能なスペースを確保しており、第二期投資として、最大限までラインを増強した場合には、ビルドアップ配線板の生産能力は現状の約4倍まで対応可能と見込んでいる。

■ 新工場概要

所在地:タイ王国プラチンブリ県(304工業団地内)
投資額:約250億円(第一期投資)
延床面積:約102,000㎡
生産品目:ビルドアップ配線板、多層プリント配線板
稼働開始予定:2024年8月より順次

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