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住友理工、メキシコの自動車用防振ゴム工場を増設

2022年11月10日

 住友理工は8日、メキシコで自動車用防振ゴムなどを製造・販売するグループ会社、S-Riko de Querétaro, S.A.P.I.de C.V.(以下:SRK-QRO)のオドネル工場を増設すると発表した。

 投資額は約27億円。SRK-QROにおける自動車用防振ゴムの生産能力を1.5倍に拡大する計画。量産開始は2023年12月を予定している。

 今回、北米でのピックアップトラックの旺盛な需要を背景に、新たに受注した自動車用防振ゴムを生産するため、オドネル工場を拡張する。量産開始後、徐々に生産レベルを引き上げ、フル稼働は2024年度以降の予定。

 新工場では、IoT技術を活用することにより、生産性向上を図るとともに、新たなトレーサビリティシステムを導入し、不具合品を外部流出させない仕組みをさらに強化・構築する。今後、SRKQROを北米における自動車用防振ゴム生産のハブ拠点の一つと位置付け、高品質な製品を迅速かつ安定供給できるよう、供給体制の整備と拡充をさらに進めていく。

■ 新工場概要

所在地:S-Riko de Querétaro, S.A.P.I. de C.V. オドネル工場
投資額:1,880万米ドル(約27億円)
生産品目:自動車用防振ゴム
生産能力:1.5倍
量産開始予定:2023年12月

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