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ブラザー工業、インドに工作機械の新工場

2023年2月8日

 ブラザー工業は7日、工作機械の生産工場をインド南部のベンガルール市近郊に建設すると発表した。

 インドは、現在14億人以上の人口を抱え、今後も人口増加と経済成長が続くことが想定され、自動車・オートバイ向けを中心に大きな成長が見込まれている。同社は2022年3月、ベンガルール市にアフターサービス・テクニカルサポート・マーケティングを行う新会社ブラザーマシナリー(インド)を設立。

 今回、ブラザーマシナリー(インド)に生産機能を追加し、車で1.5時間ほど移動したトムクール地区にある日本工業団地(JIT)に新工場を建設する。

 工作機械は現在、日本の刈谷工場と中国のブラザーマシナリー(西安)で生産しているが、インドで生産を行うことで、インドの顧客へ短納期で提供できる体制を構築する。

 新工場の完成予定は2024年9月で、同年12月の生産開始を予定している。また、CO2排出削減の取り組みとして、屋上に太陽光パネルを設置する。工場の稼働に必要な電力の一部は再生可能エネルギーで賄い、年間で約600トンのCO2排出削減を目指す。

■ 新工場概要

所在地:J-4,J-7 & J-8 Japanese Industrial Township Vasanthanarsapura 3rd Phase Industrial Area Tumkur Karnataka, 572138, INDIA
敷地面積:32,100㎡
建築面積:6,100㎡
延床面積:7,300㎡
施設用途:工作機械の製造
着工予定:2023年春
完成予定:2024年9月
生産開始予定:2024年12月

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