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ステラケミファ、大阪・泉工場で生産設備増強

2023年2月8日

 ステラケミファは7日、泉工場(大阪府泉大津市)で濃縮ホウ酸とフッ化スズの生産設備を増強すると発表した。

 今後、国内外における原子力発電所の新設や再稼働で、更なる濃縮ホウ酸の需要拡大が見込まれるため、安定供給を目的に既存の生産設備の整備と改良を行い、効率的な生産体制を整える。

 フッ化スズは、フッ化スズ配合オーラルケア製品に幅広く使用されており、虫歯予防と抑制・抗菌作用・知覚過敏の抑制等の効果が期待されている。フッ化スズ配合オーラルケア製品は、主に欧米での需要が多く、販売開始後の需要は堅調に推移しており、今後更なる市場の拡大が見込まれている。また近年では、オーラルケア用途以外の新たな用途開発も進んでいるという。

■ 設備投資概要

◇ 濃縮ホウ酸設備増強
所在地:大阪府泉大津市臨海町1丁目41番地(泉工場)
投資額:約11億円
生産能力:濃縮ホウ酸36t/年
完了予定:2024年3月

◇ フッ化スズ設備増強
所在地:大阪府泉大津市臨海町1丁目41番地(泉工場)
生産能力:2倍

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