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プロテリアルフェライト電子、本社工場で窒化ケイ素基板の増産

2023年2月16日

 プロテリアルは13日、子会社のプロテリアルフェライト電子の本社工場で、窒化ケイ素の増産投資を行うと発表した。

 現在、二酸化炭素排出量を低減するための有効な技術の一つとして、車のxEV化が急速に進んでいる。

 窒化ケイ素基板は、xEV等でモーターの制御や電力変換を行うパワー半導体の基板として使用する重要部材。

 同社は、xEVの需要拡大を見据え、窒化ケイ素基板を2017年に開発し、2019年から量産を開始した。足元では、窒化ケイ素基板の需要が急拡大しており、今後もさらなる拡大が見込まれている。

 同社は、増産投資による窒化ケイ素基板の売り上げ拡大を通じて、脱炭素社会実現への貢献を目指すとしている。

■ 設備投資概要

所在地:鳥取県鳥取市南栄町70番地2(プロテリアルフェライト電子)
投資内容:電気炉等の機械設備
製造品目:窒化ケイ素基板
生産能力:2021年度対比で約2倍に拡大
稼働予定:2023年後半

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