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岡本工作機械製作所、広島県府中市の新工場が竣工

2023年3月8日

 岡本工作機械製作所は7日、100%子会社の岡本工機(広島県福山市)が広島県府中市に建設を進めていた「府中第二工場」が竣工したと発表した。

 スマートフォンや自動車の製造を自動化する流れが強まり、産業用ロボットや減速機向けの受注が増加していることに対応する。新工場の稼働により岡本工機全体の歯車生産能力を約3割増やす。

 新工場は、今後旋盤や歯切り盤といった熱処理より前の「前工程」の工作機械を移設と新規導入し、2023年7月に本格稼働する予定。人手不足に対応する製造現場のロボット化の流れは当面続くと見込まれており、生産体制を整えることで、今後の需要を取り込んでいく。

■ 新工場概要

名称:岡本工機(株)府中第二工場
所在地:広島県府中市栗栖町3169番地
投資規模:約30億円
敷地面積:7,532.29㎡
建物:1棟 一部2階建
延床面積:5,516.98㎡
生産品目:歯車
生産能力:150,000個/月(全体で約3割増)
竣工:2023年3月7日
本格稼働予定:2023年7月

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