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日本板硝子、英国で新生産ライン増設

2023年4月26日

 日本板硝子は21日、同社グループの英国内で稼働中の型板ガラス生産設備を同国内の工場に移設し、型板ガラスとフロート板ガラスを単一の溶融窯で生産する設備投資を決定したと発表した。

 同社グループのPilkington United Kingdom Limited社は、型板ガラス生産ラインを現在のワトソンストリート事業所からグリーンゲート事業所に移設する。工事は8月に開始され、2024年8月までに新しい生産ラインが稼働する予定で、型板ガラス生産を維持しながら年間15,000トンのCO2削減が見込まれている。また、政府の産業エネルギー変革基金から3.7百万ポンドの助成金を受ける予定。

 ワトソンストリート事業所は200年間にわたって操業を続けてきたが、本移設後は同事業所を閉鎖し、従業員はすべてグリーンゲート事業所に移る予定。

■ 設備投資概要

所在地:グリーンゲート事業所(Sutton Heath Rd, Saint Helens WA9 5DZ UK)
事業内容:型板ガラスとフロート板ガラスの製造
工事開始予定:2023年8月
稼働予定:2024年8月までに稼働

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